手作り
- 2021/06/04
- みそについて
こうして考えると、弊社の販売している味噌は、弊社の木桶の順番で出荷をする。そこのところが、出荷の具合と在庫の量とのかねあいが難しい。
理想は、作り手が出したい時に出したいだけ販売して、後は「もう味噌はありません。ごめんなさい。」なら問題がない。でも、そういう訳にはいかない。問題は簡単ではない。
お客様にとっては自分で味噌を仕込まれて、自分の美味しいと感じた味の時に、冷蔵庫や冷凍庫で保存しながら食べていただくのが一番だ。手作りなのでお客様の手の常在菌も愛情もこもっている。
それに加えて、手作り味噌は機械を使わない。弊社の味噌は豆を潰す、麴を作る、豆と麴を塩を混合する作業で機械を使う。また味噌の掘り出しの時にも、充填の時も機械を使う。
自動で麴を作る機械(弊社では円盤と呼んでいる)
(続く)