オーガニック・無添加・食品のお店

点が線に

話が最後に本題に。この梁瀬義亮先生、農薬の害を訴えて、自然食品の販売所を作り自ら農園で、その当時は有機農業を実践された。

先生に会っての帰り道で、相談役から「先生の息子さんが有機農業をしている。」と聞いたのを覚えている。相談役も、その頃から有機農業がしたいと考えていた。

その話を、電話番をしていた私が、J様の受話器の向こうの女性に伝えたところ、「それは、私の父です。父は、今でも毎日農場に通っています。」との返事が返ってきた。43年前の点と現在の点が、線でつながった瞬間だった。

義亮先生の想いをご子息が受け継ぎ、そのお嬢様が引き継いでいらっしゃるのだ。先生の想いが脈々と受け継がれているJ様に味噌を買ってくださっていることは光栄なことだ。

と、考えると、しっかりしなければと身が引き締まる思いで受話器を置いた。

(続く)

この記事に関連するかもしれない記事