冨長 春貴さん
- 2021/01/05
- みそについて
大晦日に、年越しそばを食べた。福井の年越しそばは、写真のようなのが基本で、大根おろしをのせる。福井の習わしの通り、うちのそば皿で食べた。
そのそば皿をひっくり返してみると、冨長春貴の文字が書かれている。この文字も一皿一皿、手書きでそれぞれに文字が違う。
この文字を見て最初は、冨長 春貴さんと言う皿の絵描きさんの名前かと思った。ネットで調べてみると、富貴長春と言うブランド名であることがわかった。私はてっきり、とみなが はるたかさんという絵描きさんだと思った。この冨永さんは、毎日皿に絵を描きながら、自分の仕事の誇りをもっていらっしゃたのだと思った。なにか、味のある絵から冨永さんの筆使いが伝わってくるように感じた。
弊社も、世界の中の『ものづくり日本』、日本の中の『ものづくり福井』の一端を担いたいものだ。武生は打ち刃物の産地で、R刃物さんが、「ものづくりといったら福井といわせてみせる」とおっしゃっていて励まされた。味噌といったら、マルカワみそと言わせて、み・せ・た・い、、けど。言ってもらえるまで待とう、、くらいが弊社らしいか。いやいや、意気込みだけでも、いわせてみせるぞ。と、へっぴり腰になってしまう、このへっぴり腰から変えていかなければ。
