オーガニック・無添加・食品のお店

河崎宇右衛門商店

この河崎宇右衛門商店、マルカワみそ株式会社の前身だ。私が河崎家に嫁いだ時は、この河崎右衛門商店だった。河崎宇右衛門は、河崎宏相談役の父親だ。

この宇右衛門商店のライトバン、若かりし頃の私は、実家の親に口をとがらせてぼやいた。すると、父「ほんでいいんじゃ!ほんなもん!派手な車に乗ってチャラチャラしてる男にろくなもんはえんのじゃ!」と、こうだ(高級車をお持ちにの方、ごめんなさい)。相談役と私は、見合い結婚なので、まずが、好き!からスタートではなかった。

こうして父のお眼鏡にかない、おめでたのことの運びと相成った。めでたしめでたし、と言いたいところだが、この選択が、私の人生の一生の不覚か否かは、この人生が終わらないとわからない。そこが、人生の面白いところだ。義父は『死に際3年』とよく言った。どんなにおぞい(bad、ひどい)人生でも死ぬ前3年が良かったなら、良い人生だ、と。

子どもには、「結婚前のデートで山奥やらに行く時点で、これからの自分の人生がわからなあかんて」と、呆れたようにダメ出しをされた。

この時に、気づいたいたなら、あなた達子どもは、この世に存在してえんのやけど(いないのだけど)。

(続く)

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