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乾物の力

うちに、向学の為に買った他社様の乾燥麹があった。賞味期限をみると切れていたが、試験で甘酒を作ってみた。

賞味期限が2年以上も過ぎているが、まっ茶色ながらも甘酒になり、恐る恐る食べてみると、それが甘くてちゃんと甘酒になっている。

生麹なら、絶対にこうはならない。生ものでなく、乾燥麹はたいしたものである。乾物は、賞味期限が切れても大丈夫なのだ。「干す」力は偉大だと、つくづく感心する。戦国時代は、籠城戦になった時に備えて、非常食として乾物や味噌を蓄えていたと聞く。

このまっ茶色の甘酒を社員に見せて、味見をしてもらったが、全く売れなかった。私の毒味では、信じられなかったのだろう。と言うより、この賞味期限とこの甘酒の色では、、、さて、この甘酒をどうするか。さすがの私も、コロナお籠り戦の今だが、薄めて飲む気はおこらないしなあ。

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