オーガニック・無添加・食品のお店

ただの草、ただの人

この草と言うか、花というか。名前もわからない雑草。

昭和天皇は、「もともと雑草という草はない。どんな植物でも皆名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考えでこれを掃除してはいけません」と、おっしゃられたそうだ。

雑草一本にも存在価値があるのなら、人間ひとりにもまた存在価値がある。

雑草がただの草なら、私もただの人の部類だろう。天地がひっくり返っても、オリンピックにも出れなければ芸能界デビューも無理だ。

でも生を受けたからにはなんとか、野良ばえの雑草のように、野良犬だったカン太のように、たくましく生き抜かなければ。雑草ではない、名を知らないだけの草のように。

おまけで、かぼちゃの苗も這い出した。これも野良ばえだ。

この記事に関連するかもしれない記事