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行き着くところは愛情

ある年の、ある月の、ある日のこと。玄関のサボテンにふと目がいった。ほういえば(そう言えば)、このサボテン、花咲いてない。おばちゃん(義母)、いた時は咲いてたのに・・

そして思い至った末が、これは世話をしてやらないのだから、花を咲かせる訳がないということ。こうしてサボテンを気にかけるようになった。

すると正直なもので、次の年には一つの花(たぶん一つだっただろう)を咲かせた。Nさんの話でも、最も大事なのは『愛情』とのことだが、これは植物に限ったことではない。

Nさんのように、味噌や麹にも心を込めて、魂をこめて接したい。Nさんの哲学者のような真摯な姿勢を見習いたい。

義母が亡くなってから、丸31年がたつ。

サボテンの子どもがひっいている(くっついている)。

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