米も人間と一緒だべ
- 2022/07/18
- みそについて
先週、秋田県から米の生産農家のIさんが、米をトラックに積んで持って来られた。2晩トラックのシートで寝られたので腰が痛いとおっしゃっる。
Iさんの話を聞くと、米を1週間ほどもコンテナに入れて配送するのは耐えれない。それだったら、自分で運ぼうとなるのだ。「米も生きているからな。人間と一緒だべ。」のひと言が心に残った。I農産さんも他の農家さん同様、田んぼの草取りは人手不足とか。自然栽培は除草剤をまかないので、草との戦いだ。(この一文は、農業の話になると、必ず付いてくる)
この米を弊社で、麹にして、味噌に仕込み、お客様のお手元に届くまでIさんのバトンを引き継がなくてはならない。命のバトンを。
麹も味噌も生きているんやでの。人間と一緒やざ。福井弁でつぶやいた。