オーガニック・無添加・食品のお店

私が選ばれた理由

前回は、舌が感じる味のストライクゾーンに触れたが、今日は目のストライクゾーンについて。

会長(義父)が、現役だった頃の話だ。ケーブルテレビの取材で、アナウンサーさんとカメラマンさんが弊社に来られた。その女性アナウンサーさんが美人で、会長は、取材の後「あのアナウンサーさんは、べっぴんさんやった」と言う。それを聞いた社員のS、「会長は、正統派の美人が好みなんや。」とコメント。あのアナウンサーさんは、私もすごく美人だったと思った。

でも、社長の目はちょっと違った。社長は、ある方を「あの人は美人だ」と言うのを、何回か聞いたことがある。でも、私の目では、そうは思えない。これは、やきもちでもなんでもない。(ある方には大変申し訳ございません。私も、ある方と同じです)。こんなことが数回あった。私は、社長が美人という人を、そうだと思ったことがほとんどない(汗)。

そのうち、社長の美人のストライクゾーンは、普通の人とは違うんだなあ、と思うようになった。社長の目には、それなりの方が美人に見えるようだ。以前、女優のKさんが、CMで「それなりに」とおっしゃっていたことがあったっけ。

社長が私と結婚したのも、社長の目の狂い、ストライクゾーンのゆがみからだと気づいたのは、結婚後、かなりの年数がたった頃だった。

義母がよく「あの人は、顔に愛がある。」と言っていた。私も、「それなりの」部類なので、せめて「笑顔良しさん(笑顔が良い人)」路線でいこう。こうなったら「美人薄命」コースでなく、「憎まれっ子世に憚る」コースか。だんだん年を重ねると、そのうち「意地悪ばあさん」にならないか心配だ。

最近コロナ、コロナなので、ちょっと息をぬいた話。脱線してしまった。

この記事に関連するかもしれない記事