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百寿

この間、近所の方から100歳のお祝いをいただいた。昨年ブログで紹介した三輪車に乗った99歳のおばちゃん(おばあちゃん)が、満100歳になられたのだ。今もとてもお元気で、ご自宅で4世代同居でお過ごしだ。

そのお宅の長男さんのお嫁さんがこうおっしゃる。「私は48年、お義母さんに添うてきた。」この「添う」という言葉は、今はあまり使わないように思う。私自身若い時、義母が「添うてきた」と言う表現をすると、ふう~ん、、と意外に思った。

私も義父母と同居だった。が、若い時は添うという思いはなかった。だだ「結婚した」「同居した」と思っていた。この言い方は、今考えると自分中心の言い方だ。添うと言うと相手が中心となる言い方だと気づいた。

麹作り、味噌作りも同様だ。麹に寄り添い、味噌に寄り添う。作る側が麹を作る、味噌を作る姿勢ではない。あくまで、主体は麴、味噌だ。仕込みのSも「麹がはぜこむのを、味噌が発酵するのを、人間は寄り添うだけ。」と言う。

この100歳のおばちゃんに万歳🙌だが、そのおばちゃんに半世紀、添うてきたとおっしゃるお嫁さんにも拍手👏だ。

まんじゅうの写真を写そうと思った時には、すでに食べられていた。

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