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牛、やぎ、犬、猫に囲まれて

Hさん、人里離れた田んぼの近くに自分で農作業小屋と住居を建てられた。テレビで放映されている「ポツンと一軒家」のような所だ。裏には小高い丘があり、そこで牛4頭、やぎ2頭を放牧している。

その牛(母牛と双子の小牛)が、のびのびと草を食べている。放牧前は、人間の背丈ほどの草が、今では短くなっている。「この牛は大きくなると、どうするのですか?」との私の質問に「草を食べるのが仕事なので、そのままにしておきます。」私は、大きくなったら出荷してしまうのかと思ったが、その話を聞き、ほっとした。

作業小屋に、猫と犬一匹ずつ。猫はHさん「野良猫です。」「えさは何を食べているのですか?」「えさはやっています。」ほんなら(じゃあ)、飼い猫だ。

北海道犬のぎんちゃんは、人をかむので保健所で殺処分直前だったのを引き取ったとおっしゃる。誰にでもかみついたぎんちゃんだが、Hさんには一度もかみつかない。このような暮らしをすると、人間も動物も気持ちが和らぐだろうなあと思った。

左のはやぎ。右は牛3頭。右側の丘を上がった所に池がある。

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