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泣きづらにはち

ボイラーの話は、前回だけですまなかった。もうひとつ本社パックセンターのボイラーの定期検査をすると、なんと、このボイラーも底から水が漏れ出しているとの報告を受けた。仕込み現場ほどの致命傷ではないが、夏までもつのは厳しいかもしれないとの宣告だった。

これって、「泣きづらにはちじゃあねえ~」って気持ち。「おまえもかよっ~」って、パックセンターのボイラーの前でつぶやいた。

ここは、仕込み現場と違い市水だ。けれども、ここも仕込み現場同様、清缶剤は使っていない。仕込み現場は、原料の大豆や米が、地下水やボイラーで使う水蒸気に直接触れるし浸透する。弊社の以前の理念は「限りなく自然、天然に近い味噌つくりを通して、、」だった。その精神で、こちらのパックセンターでも、直接原料に市水は触れないのだが、清缶剤を入れていない。天然醸造にしろ、清缶剤不使用にしろ、効率の点から考えると、金食い虫だ。この話を進めると、ぼやきになりそうなので新年早々ということもありやめておく。

(続く)

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