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水が命

弊社は、越前市の人間国宝の岩野市兵衛さんのすいた和紙を、お客様に味噌の蓋としてお勧めしている。先日の新聞にふくい水物語と言う記事が記載されていた。

和紙職人の市兵衛さんは、和紙作りは「原料、技術、そして水」とおっしゃる。これって、味噌もまるっきり同じではないか。味噌も、水が大事だ。幸いありがたいことに、弊社本宅は地下水が出るので、味噌の仕込みにはかっこうの地だ。

市兵衛さんは続ける。「越前和紙独特の柔らかさや色、風合いは、この水でないと出せない。水に助けられて今日まで来た。」弊社も、この水のおかげでマルカワの味噌の味が出せるのだと思う。

弊社の担当の者が見学に行った時、90歳を目前にした市兵衛さんが、「今でも、毎日が一年生です。」とおっしゃたと聞く。忘れてはならないひと言だ。私も、胸に刻もう。

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