オーガニック・無添加・食品のお店

愚痴

【この間、マルカワ農園の菜種を刈り取って、本宅前の乾燥機で乾燥している。乾燥し始めてから3週間ほど続く。玄関先にあるのでガーガー音がする。私の部屋のテレビは、普段の音量は10だが今は15~16だ。今年は何本の菜種油が取れるだろうか。菜種の収穫量は、年々減少しているが、、、心もとないい話だ。】

という文章を、今年の6月19日のブログに載せた。先日、お客様から「今年は菜種油の販売はないのですか」とのお問い合わせをいただいた。弊社の菜種油を覚えていてくださり、心の底からうれしかった。

というのも。3週間以上乾燥したこの菜種を、愛知県の油屋さんに絞ってもらう為に送った。ところがである。油屋さんから「今年のマルカワさんの菜種は品質が悪く、油に絞れませんでした」との報告が。結局、今年の菜種は廃棄処分となった。

泣くに泣けない、とはこのことだ。種を購入して、畑に撒いて、刈り取りして、乾燥機を玄関前に組み立てて、乾燥して、と恩着せがましく訴えたい。社長は、自分の苦労を主張しない。私、結構根に持つタイプで、口をとがらせて言いたい。こんなに苦労して、手をかけているのに、骨折り損のくたびれ儲け。

社長に言うと、「愚痴な話じゃ」と返ってくるだろう。

以前載せた菜種の写真を、再びしつこく掲載させていただく。皆様に見ていただいて、菜種も、農園部門の努力も報われる。ありがとうございます。

この記事に関連するかもしれない記事