年寄りの冷や水
- 2020/10/08
- みそについて
昨日、急に枝豆収穫となった。と、言うのも、翌日の今日が雨予報だからである。
田んぼに行ってみると、一面草むらで、豆の枝なんて全く見えない。社長が一人で(熱中症になりながら)お盆までに、全部草刈りをしたのにこのありさまだ。その中をかき分けかき分け、探す。鎌で刈ると脱穀しにくいとのことで、引き抜くことになった。
いざ、引き抜こうと思うが、片手ではぴくとも動かない。両手で豆の枝をにぎりしめ、「そおれ!うんとこしょ!どっこいしょ!」これだけでは抜けない。もう一声「うんとこしょのどっこいしょ!」しりもちをついて、ようやく抜けた。『大きなカブ』のものがたりの一人バージョンだ。隣の社員ⅮやKは、片手でいとも簡単にひょいと引き抜いている。
何年か前、大豆の収穫で社員一同が田んぼにくりだしたことがあった。その時は、枝に大豆のさやがほとんど付いていず、田んぼ1枚、刈り取るのをあきらめたことがある。その時、この大豆の粒一粒が真珠の粒だったら、刈り取る値打ちがあるけど、と思った記憶がある。でも、今年の大豆は、ぽんぽんに肥えていたようだ。
この草むらの中から。
豆の枝を探し出し。
引き抜いたのがこれ。