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再びやって来たネズミ

連休の間、孫のペットのネズミの宿をした。こんな小さなネズミ(ハムスター)でも一人前(一匹前)に寝て、起きて、食べて、糞をして。

夜行性なので晩、元気よく動いてご飯も食べて、昼はこっとりと寝床に潜って寝ている。昼、あんまり静かで姿が見えないと心配になり、ケージを「ルイちゃん!」と揺らしてみる。すると、寝床の中からゴソゴソと顔をのぞかせるので、安心する毎日だった。

世話係の娘は、それこそ毎日「ルイ君!産まれてきてくれてありがとう!ルイ君、かわいい!かわいい!」と声掛けとスキンシップをしていると言う。我が子にも言ったこともないような褒め言葉の連発だ。

うちに泊まったら、ストレスで円形脱毛症になったと言われると、責任問題だと思い、私なりに声掛けとなでなでをした。が、このネズミが心から可愛くて接するのと、義務感で仕方なくするのとでは、大きな違いだ。

大切なのは、心からの声掛けだと気づいた。なにはともあれ、ネズミの頭の毛は抜けることなく自宅に戻り、私の連休も終わった。前の話の椎茸やアサガオや味噌ではないが、私の声掛けがネズミの心に届いたかは、分からない。

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