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一回の除草剤

越前市にある生産農家Fさんの田んぼの見学に行った。Fさんからはさといらずと里のほほえみの大豆、いせひかりの米を購入している。

Fさんの米の田んぼは、無農薬栽培で除草剤は一切まいていない。すると、やはり、これは想定内だが稲の丈より高いひえが、もわもわと田んぼ一面に生えている。

その隣に一般栽培の田んぼが広がっている。これは、Fさんの田んぼではない。その田んぼたるや、それは見事なものだ。一本もひえが生えていない。Fさんも「除草剤いっぺんまくと、こんね(こんなに)きれいになるんやでのお~(なるのですから)!」と、びっくり、そして改めて感心していらっしゃる。

この2枚の田んぼを比べると、除草剤の力はすごいと思う。Fさんの無農薬の田んぼに生えているすべてのひえなどを消してしまうのだから。そして、稲はそのまま残る。でも除草剤の成分も稲に残っている。このFさんの田んぼを見て、これは正真正銘の無農薬だと思った。

左が、Fさんの無農薬の田んぼ。手前にはオモダカ、クワイ、クログワイがみっしり。全体には、ひえが。稲の姿がはっきり見えない。

右が、一般栽培の田んぼ。稲の一株一株がはっきり見える。見た目は、惚れ惚れするほどきれいだ。

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