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こっぱで鼻をかむ

話は続いて、愛想がない話に花を咲かせると、私は、義母によく「あんたは、こっぱで鼻をかんだみたいや」と言われた。聞いて最初は、褒められているとは思わなかったが、意味がわからなかった。

こっぱとは木っ端のことで、木の切れ端のことだ。木の切れ端で鼻をかむのだから、なんとも痛そうと言うか、と言うより無理難題な話だ。

義母は、私の愛想のなさをこのような表現をした。義母が亡くなって30年たつが、時々その言葉をなつかしく思い出す。

自分ながら、わかってはいるものの、そう簡単に○セレブとか言う高級ティッシュとまでもいかないが、柔軟性をもって鼻をかみたいと思ってはいる。ものの言い方ひとつにしても、身も蓋もない言い方をするより、にこやかな柔らかなもの言いをと思ってはいる。思ってはいる、だけではダメなので、実行あるのみ。

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