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くそだわもん

この間社長が体調が悪く、熱が出た。 寒気がすると言うので、昨年社長が使っていた湯たんぽを出してきて、お湯をいれてみた。 すると、その湯たんぽがものすごく温かい。

私も社長の湯たんぽがけなるく(うらやましく)なって、さっそくホームセンターにマイ湯たんぽを買いに行った。 いろいろ並んだ湯たんぽを品定めしていると、片隅に蓄熱式エコ湯たんぽというのがある。 要するに、充電式の湯たんぽで毎晩お湯をいれなくてもいいのだ。 こんな湯たんぽがあるなんて知らなかった。

今日は休みだったので他の店のとも比べて、気に入った蓄熱式湯たんぽを買って帰った。 さっそく充電してみるとすぐにあたたまり、それがまたとてもいい気持ち。 お湯を沸かさなくてもいいし、くそだわもん(面倒くさがりや)の私にはぴったり。

みそも、インスタントが人気なのがうなずける。「なんや、こんなことぐらい」の「こんなこと」もしたくない気持ちはよくわかる。

このくそだわもんがだんだん進むと「何もかもが、したくない」となり、行きつく所は死に際になるのだろう。 なんて、膝の上のぬくぬくの湯たんぽをなでながら考えていたら、こころの片隅がうすら寒くなった。 私は常務のように前向きに仮面ライダーの歌を「死ぬ死ぬ」と歌えないので(たちが違う)、湯たんぽをなでるぐらいにしておこう。

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